石川梨華
高校との掛け持ちをあきらめ、歌手として生きるのだと15歳が単身上京してひとり暮らし。寝る時は喉を痛めないようにマスクをし、酸素吸引機でケアも忘れない。テレビを見ながらそのまま寝入るような辻や、携帯を握りしめて寝てしまうような吉澤とはプロ意識が違う。だが現実は厳しい。アドリブに弱く、芝居では棒読みの台詞しか言えず、歌唱力には問題がある彼女は新メンバー4人の中で常に4番目。陽気な加護、子供な辻、元気な吉澤の後塵を拝しながら、真面目にやればそれだけ上達するダンスだけが達者になっていく。番組では年下の加護に思いっきりもて遊ばれ、でもそんな加護でもいなくなると「寂しい」とつぶやく。努力家で負けん気が強いからこそ、目標を高いところに置きすぎて落ち込む。必要以上に頑張ろうとしては空回り、自分の弱さばかり見えて、すぐに悩んでしまう。しかもそんな後ろ向きぶりを飯田に説教され、そのやりとりまで全国に流されてしまう始末。やることなすこと裏目に出てばかりの日々。そんな彼女の唯一の心の支えがお母さんへの毎日の電話だった。しかしその電話は見知らぬ何者かに盗聴されていたのだ。
しかし……、それでも彼女は言う。
「モーニング娘。に入れてよかったです」
と。
1985年1月19日 神奈川県生まれ
ASAYANのモーニング娘。追加オーディションで25000人の中から選ばれたうちの1人
血液型はA型 好きな色はピンク